2014年02月21日

きっかけ。

きっかけ。
今回は、自己紹介をしながら、ラボパーティーを始めたいと思ったきっかけを書きたいと思います。

わたしは高校、大学と英語を専攻していましたが、趣味の旅行で使う程度で、卒業後は、全く違う仕事をしていました。

でも、やっぱり英語をもっと勉強したい!海外で暮らしてみたい!という気持ちが強く、仕事を辞めて、オーストラリアへワーキングホリデーへ。

子どもが好きだったのもあり、そこで児童英会話教師になる学校へ通いました。

その後、独学で保育士資格を取り。

それがあって、以前英語のプレスクール(日本人の園児と英語で生活する保育園)や、アメリカ人保育園、児童英会話教室などで働いていたこともありました。

それぞれ、そこまで長い期間ではないけれど、それぞれの場所で、たくさんの学びがありました。

その中で、赤ちゃんの時から英才教育を受けて、四歳で英語もペラペラ、わたしの知らない国旗の名前もたくさん知っているけど、外に連れていっても遊び方がわからない子、いつも厳しくされ、大人の顔色をいつも伺っている子など、いろんな子どもに出会いました。

そして、その後、自分自身も出産し、今三歳になる娘がいます。

子育てのなかで、自分は、子どもとどういう風に向き合いたいのか。

何をしてあげたいのかと考える時。

今まで働いてきた場所で、いつも、自分の考えとしっくりこない何かが心にひっかかっていたけれど、自分が親になって、もっとこうしてあげればよかった、もっと子どもの気持ちに寄り添ってあげればよかった、と悔やむことがたくさんあって。


小さいうちに、たくさんの知識を詰め込むこと、決まったルールを強制してしまうことはそんなに必要なのかな。

それよりも、小さいうちに必要なのは、自分でいろんなことに興味を持って、もっと知りたい、とか、もっと人と関わりたい、とか、世界にはどんな楽しいことがあるんだろう、とワクワクする気持ちとか、そういうことなんじゃないかな、と考えるようになり。

なので、もう早期教育として英語を教えることは、自分の娘にも、仕事としてもしないでおこう、と考えていました。

でも、ふと雑誌でみた、ラボパーティという英会話教室のチラシ。

以前からラボの存在は知っていましたが、内容はあまり知りませんでした。

しかし、詳しく知ってみると、ラボには、他の英会話教室と大きく違うところがありました。
英語を教える、というのではなく、心を育てる。
教育、ではなく、共育。共に学ぶ、ということ。


講師も、先生、ではなく、親が、日本語を子供が習得する過程を見守る存在、であるように、子供たちが英語を習得するのを見守る母親のような存在であるように。と。なので、子ども達には、日本語で接します。まず日本語できちんと意思疎通をし、信頼関係を築くことが大切だと考えているからです。
ラボは長く続ける子が多いのは、講師との信頼関係が強いからなのです。

レッスンでは、一般的なフラッシュカードを使ったり、先生の言ったことをリピートするのではなく。

ラボライブラリーと呼ばれる、絵本を使って。



音声CDは、英語と日本語両方で語られます。まず母語を大切にすることで、きちんと感情移入したり、自分の考えも持つことができます。
その中で使われる音楽や声優の方も、本当に有名な方達ばかりで、子供たちにいわゆる子供向けのものではなく、本物を、ずっと長く、何度も聞きたくなるものを、という考えからです。

わたしも聞いていると、映画を見ているような感覚にさえなります。

子供たちはライブラリーをおうちで家族と楽しみ。

レッスンでは仲間と楽しみ。

そして、実際にそれを自分達で演じてみる。

自由に。仲間達と考えて。物語の人物の気持ちを想像しながら。
そこに、ラボの素晴らしいところがあると思います。

詰め込み型の教育は、一見、早く吸収して、結果がでるかもしれません。
でも、それは果たして、自分の言葉なのか。と。


ラボで、結果がでたかどうかを見極めるのは、とても時間がかかるそうです。

でも、結果を出すこと自体目的ではなく、大人になった時に、自分の力で一歩踏み出せた時に、気がつくのかもしれない。

研修の中で、20年ほどラボの講師を続けてみえる大先輩が、いろんなお話をしてくださって、「人間を育てている」とおっしゃっていました。

わたしはずっと、英語は、いろんなことを知りたい、話したい、失敗しても頑張れる、そういう気持ちがないと、習得できない、と思っていて。

わたしも、失敗を怖れてしまう方なので、全然未だにうまく話せません。


でも、ラボなら、わたしも共に学び、子供たちと一緒に楽しんでやれるのではないかと。

大人が楽しんでないと、こどもは絶対についてきません。


ラボに、関しては本当に奥が深くて、わたしもとても興味深くて。

母親になった今だからこそ、本当に楽しみながら、わたしに出来ることなのではないか、と思ったのです。

まだまだ未熟な点がたくさんありますが、特に親子クラスでは、同世代のママとして、相談にのったり、ママ達のコミュニケーションの場にもできたら、と思っています。

ぜひ、共感して頂ける方がいたら、ラボのトビラを叩いてみてくださいね。

ラボパーティ読谷古堅教室
(2014年4月開講予定)

カフェナチュラ 二階
読谷村古堅868-2

プレイルーム 0〜3歳 親子クラス
10時30分〜11時30分

幼児クラス 3〜6歳
16時30分〜17時30分

ラボホームページ
http://www.labo-party.jp/

川上 杏子
08051585201
tccolor .iroha@gmail.com

子育てブログ
http://kyon0329.ti-da.net/























この記事へのコメント
ラボ・パーティが育てようとしているものが伝わってきました。
「ことば」は単なる記号ではなく、そのことばを使う人そのものを表現していると思います。
映画「マイ・フェア・レディ」でも、人としての成長がことばの成長につながることが全体の大きなテーマになっていますよね。
ことばを育てるには、まず人としての成長が大切なのですね。
子育てのブログも拝見しましたが、すてきな子育てをしていらっしゃると思いました。
私の孫が沖縄にいれば、お仲間にさせていただきたかったです。残念!
これからも、ときどき様子をお伝えください!
Posted by よぎさん at 2014年03月26日 20:14
よぎさん様→はじめまして、コメントありがとうございます!ブログを読んで、そうやって言って頂けたのが、とても嬉しく思います。こころと言葉は繋がっていると思うので、まず子ども達のこころを育めるような教室が開けたら、と思っています。「マイフェアレディ」、もう一度じっくり見てみたいと思います!ありがとうございます(^_^)
Posted by labo.kawakamipartylabo.kawakamiparty at 2014年04月02日 22:51
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。